春日若宮おん祭り
もくじ
奈良の冬の風物詩
週末の日曜日、みなさんどのように過ごされましたか?
私は、『春日若宮おん祭』に行って来ました。
存知でしょうか?
『春日若宮おん祭』は、毎年12月17日あたりに奈良県奈良市の春日大社の摂社若宮神社の祭祀として行われる祭礼です。
お渡り式では1136年より880年以上にわたり続いている、歴史ある伝統行事を見ることが出来ます。
能や雅楽などの芸能が奉納されるのですが、なんと、これら一連の奉納行事は『春日若宮おん祭の神事芸能』として国の重要無形民俗文化財に指定されています。
奈良市では学校も半日授業になるほど、有名で大切にされている行事なんです。
毎年とても寒い中、たくさんの方が訪れ、三条通は人で溢れかえっています。
たくさん写真を撮ってきたので、一部ご紹介しようと思います。
お渡り式の様子
12月17日お渡り式では芸能集団や伝統行列が奈良県庁前を出発し、
近鉄奈良駅前・油阪・JR奈良駅前を経由し、
三条通を東に向かってお旅所まで練り歩きます。
お渡り式の順序
- 1番日使(ひのつかい)から始まり神子(みこ)
- 細男・相撲(せいのお・すもう)
- 猿楽(さるがく)
- 田楽(でんがく)
- 馬長児(ばちょうのちご)
- 競馬(けいば)
- 流鏑馬(やぶさめ)
- 将馬(いさせうま)
- 野太刀(のだち)他
- 大和士(やまとざむらい)
そして12番の総勢100名以上の
大名行列(だいみょうぎょうれつ)と続きます。
風流な行列
それぞれの意匠を凝らした華やかで風流な行列を間近で見れて
タイムスリップしたようでした。
白馬も優雅に歩いていました。
巫女さんも華麗でとっても素敵でした。
でも寒そうでした・・・・
「ヲー!ヲー!」という警蹕(みさき)の声を発してました。
大名行列は、江戸時代からお渡りに加わったもので、武家の祭礼の伝統を大和国内の郡山藩・高取藩などが受け継いで供奉しました。
子供大名行列や郡山藩の行列もあり、お渡りの最後尾をしめくくります。
神事は深夜まで続き、還幸の儀をもって終了します。
日頃は滅多に見ることのない神事や古典芸能が奈良のあちこちで見ることができます。
防寒対策ばっちりで古都奈良にお越しください。
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